東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます
また、未だ予断を許さない状況が続いていることに、心を痛めております。
多くの方々が苦しんでいる中、遠方の我々がのうのうとボールを蹴っていても良いのか?
という想いも正直ございました。無力感、そして歯がゆい気持ちもございます。
しかしながら、ボールを蹴ることで勇気をお送りする、そして我々の活動を通して
義援金を集めさせていただくことで被災者の方々へのサポートを行う、
とクラブとして決意いたしました。
小さなクラブ、小さな力ではありますが、「我々が被災者の方々にできること」を
全力で果たしていく所存です。
昨日3月17日のホームゲームvs Etoile FCでは、たくさんの方々の暖かい気持ちに
触れさせていただきました。そして、日本人だけではなく、無数の国籍の方々から
「想い」をお預かりいたしました。
入場料を全額寄付させていただくとアナウンスさせていただくと、年間パスをお持ちにも関わらず
「今日はお金を払って見ます」とチケットをご購入いただいた方々、Charity Photoを大量に
ご購入いただいた方々、そして、募金活動にご協力いただいた方々。
さらに対戦相手のEtoile FCのサポーターの方、前監督からも義援金をお預かりいたしました。
一人の日本人として皆さまに深く感謝申し上げます。
我々が皆さまに代わり、お預かりいたしました皆さまの「想い」を、責任を持ってお届けいたします。
現在、シンガポールサッカー協会と一緒にさらなるサポートを行うべく、
綿密な協力体制を築いております。
今後とも皆さまからのご協力をいただけましたら幸いです。
アルビレックス新潟シンガポール
Chairman
是永大輔