
ヘイズ(煙害)のため延期となっていたSリーグ第19節、アルビレックス新潟シンガポール(アルビS)はジュロンイーストスタジアムでタンピネス・ローバーズと対戦。
前節のアウェイ最終戦では鮮やかな逆転勝利を飾ったアルビS。
他チームの結果によりリーグ優勝の可能性は途絶えてしまったもののクラブ史上最高位の2位を目指してリーグ戦もいよいよ残り2試合。
4位以上は確定しているだけに少しでも上位でシーズンを終えるために負けるわけにはいかない。
対戦相手のタンピネス・ローバーズは勝点44の現在2位で首位のブルネイ・ディーピーエムエムを追走。
この試合に勝たなければブルネイ・ディーピーエムエムのリーグ優勝が決まってしまうという後がない状況。
前節は粘り強く逆転勝利を飾り、プレッシャーにも負けず好調を維持している。
モチベーションの高い相手との厳しい試合が予想されるがホーム・ジュロンイーストスタジアムのサポーターと勝利の喜びを分かち合いたい。
試合は予定どおり19時30分キックオフ。
開始早々の5分、ロングボールに抜け出したFW多木理音が強烈なシュートを放つが相手GKに弾き出されてしまう。
9分、CKを与えると相手のヘディングシュートがポストをかすめるがここは枠を外れて救われる。
19分にはボールを奪ったMF木暮郁哉がすぐさまミドルシュートを狙うが相手GKの正面。
33分、DF山田樹の左サイドからのクロスに多木が飛び込むが枠を外してしまう。
試合はそのままスコアレスで前半を終える。
アルビSは相手の堅い守備を崩すことが出来ず、なかなか決定機を作ることが出来ない。
後半に入ってもリズムは変わらず、互いにゴールチャンスを作ることは出来ない。
しかし54分、アルビSは先制を許してしまう。
左サイドからクロスを送られるとゴール前に飛び込んだ相手にヘディングで沈められ失点。
均衡した状況が続いていただけに手痛い先制点を献上してしまう。
71分にはペナルティエリア手前、ほぼ正面からFKを与えてしまう。
しかし直接狙ったシュートは壁に当たりゴールを逸れて事なきを得る。
なかなか攻撃のリズムを掴めないアルビSだが77分、DF山田幹也の右サイドからのクロスに多木が合わせる。
いい形ではあったものシュートはゴール右に逸れてしまい同点とはならない。
アディショナルタイム、ペナルティエリア左外からのFKを獲得すると木暮がエリア内にボールを送る。
一旦は跳ね返されるがさらにボールをゴール前に送り、こぼれ球を最後は多木が右足でシュート。
この試合最大の決定機であったものの惜しくもゴール右に逸れ、そのまま試合終了。
逆転優勝を目指すタンピネス相手に最後までゴールを奪えずホームで悔しい完封負け。
クラブ史上最高のリーグ戦2位の可能性が消滅してしまった。
2015 Sリーグ 第19節
【日時】
2015年11月13日(金)19時30分 キックオフ
【対戦相手】
タンピネス・ローバーズ
【会場】
ジュロンイーストスタジアム
【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 0
タンピネス・ローバーズ 1
【アルビS得点者】
なし
試合の様子は公式ブログやALB-S TVでご覧いただけます。
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