
シンガポールカップ準々決勝第2戦、アルビレックス新潟シンガポール(アルビS)はトアパヨスタジアムでバレスティア・カルサと対戦。
第1戦を1-0で制したアルビS。バレスティアとは今季5度目の顔合わせとなる。
これまでの対戦は3勝1敗と勝ち越してはいるもののいずれも1点差と接戦。
お互い手の内を知っているだけに、今日も厳しい戦いになることは必至だ。
アルビSは出場停止だったMF稲葉旬が戻り、DF熊田瑠偉に代わって先発に入る。
MF長崎健人が右に回り、前線にはFW河田篤秀が入る布陣でスタートを切る。
試合は19時30分キックオフ!
開始3分、まずはMF木暮郁哉が強烈なミドルシュートを放つがこれはゴール左に逸れてしまう。
スタジアムには10分頃から雨が降り始めるとスリッピーになったピッチを活かしアルビSが先制する!
19分、ゴール正面やや距離のある位置でFKを得ると、長めに助走をとった河田が右足を振り抜く。
低い弾道の強烈な一撃がワンバウンドしてGKの手をかすめてネットに突き刺さる!
さらに21分、アルビSが追加点を挙げる!
相手DFがラインを上げたところにDF山田幹也からのパス、裏に飛び出した河田がそのまま右サイドを突破し丁寧にラストパスを送ると、走りこんだFW多木理音が右足で難なく決めてゴール!
あっという間の2ゴールで試合を優位に進める。
28分、一瞬の不注意からDFラインでボールを奪われGKと1対1を作られる。
飛び出したGK野澤洋輔もかわされ失点を覚悟するも、無人のゴールへの相手シュートが枠を外れて事なきを得る。
38分、アルビSがカウンターから3点目を決める!
相手ボールを奪い、左サイドで待つ木暮に送ると、そのままタメを作りながら持ち上がりセンタリング。
ニアサイドで受けた河田は反転してファーサイドに右足クロス、ここに長い距離を走ってきた稲葉旬が飛び込み頭で押し込みゴール!
稲葉の公式戦初ゴールでアルビSは前半のうちに3得点、2戦合計で4点のリードを奪うことに成功する!
67分、ゴール前の混戦から決定的なシュートを許すもゴール左に逸れて失点を免れる。
80分にも相手FKからゴール前の混戦に持ち込まれピンチ。
連続してシュートを打たれるが野澤が素晴らしい反応でセーブ。
84分、アルビSがさらに追加点を挙げる!
左サイドライン際に多木から出されたボールを途中出場のDF熊田瑠偉が上手く相手と身体を入れ替えて奪うとそのままドリブル。
軽快なフェイントで相手をかわして左足で叩き込む!
この試合4点目、2戦合計5点の差がつき相手は戦意喪失。
ラフプレーによる相手選手の退場もありアルビSはますます優位に試合を展開する。
85分、アルビSは野澤に代えてGK荻野賢次郎を投入。
アディショナルタイムに1点を返されるもそのまま試合終了。
宿敵バレスティア相手に2戦2勝、合計5-1で圧倒し、2011シーズン以来4年ぶりのシンガポールカップ準決勝進出を決めた!
2015 シンガポールカップ 準々決勝第2戦
【日時】
2015年8月17日(月)19時30分 キックオフ
【対戦相手】
バレスティア・カルサ
【会場】
トアパヨスタジアム
【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 4
バレスティア・カルサ 1
【アルビS得点者】
河田篤秀 (19′)
多木理音 (21′)
稲葉旬 (38′)
熊田瑠偉 (84′)
試合の様子は公式ブログやALB-S TVでご覧いただけます。
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