
Sリーグ第13節、アルビレックス新潟シンガポール(アルビS)はジュロンイーストスタジアムでバレスティア・カルサと対戦。
2週間前のリーグカップ優勝から余韻が冷めやらぬ中、Sリーグは2ヶ月の中断を経て再開する。
リーグカップ優勝の勢いをそのままリーグ戦にも持ち込み、首位を狙うアルビS。
しかし慢心はなく、厳しく長いリーグ戦に向けてコンディションを整えてきた。
今シーズンこれまで見せてきた集中した攻守と最後まで走り切る戦いで臨みたい。
対戦相手は現在リーグ4位、そしてリーグカップ決勝の相手バレスティア・カルサ。
こちらは決勝戦の雪辱を晴らそうと並々ならぬ意気込みで挑んでくるはず。
相変わらず強力な長身FWを前線に置き、ここを起点に攻撃を仕掛けてくるだろう。
しっかりと身体をはった守備で相手FWを抑え、テンポの良い攻撃でペースを握りたい。
試合は19時30分キックオフ。
立ち上がりから両チームともにボールが落ち着かず中盤でボールの奪い合いとなる。
しかし9分、ゴールから25m付近からの相手の強烈なミドルシュート、これが右ポスト内側に当たりゴール。
意表を突く強烈な一撃を叩き込まれリーグカップ決勝と同じく早い時間帯に先制点を奪われる。
しかし下を向くこと無く反撃に出るアルビS。
11分、左CKからMF長崎健人のキックをDF藤原賢人がヘディング。
強烈に地面に叩きつけたヘッドはワンバウンドしてバーを越える。
17分、ゴール右でDF山田幹也からのパスを受けたFW河田篤秀は、前を向くと相手GKが前に出ているのを確認し、右足アウトサイドでゴール左上を狙うシュート。
絶妙なコースを狙ったシュートだったが相手GKの好守に防がれる。
19分にもペナルティエリア右外から持ち込んだ河田が左足でシュート。徐々に形を作っていく。
22分、ゴール前でパスを繋げられると一瞬フリーにした相手FWに強烈なシュートを打たれるがこれはバーを越えて事なきを得る。
24分、DFラインの裏に浮き球のパスを送られ二列目から走りこんだ相手選手に渡るが、身体を投げ出して飛び込んだDF山田樹がシュートをブロック。
38分にはエリア手前でボールを受けた長崎が左足で無回転シュート、しかしブレたボールは相手GKに弾き出される。
前半終了、先制点を奪われたもののその後はしっかりとパスをつなぎ数多くチャンスを作った45分。
この勢いを後半につなげ、リーグカップ決勝同様に逆転劇を見せてほしい。
51分、ペナルティエリア右でMF水野輝がファウルを受けFKのチャンス。
しかし長崎のキックはファーサイドで合うも中央で詰めきれず、シュートは打てない。
57分には左サイドからのアーリークロスを相手FWにヘッドで合わされ一瞬ヒヤッとするが、シュートはわずかに右に逸れる。
65分、MF稲葉旬から浮き球のパスがDFラインの裏に送られ、飛び出した河田が左足ボレーで狙うがゴール右。
アルビSは形を作りながらも得点にいたらない苦しい展開が続く。
82分には長崎に代えてMF木暮郁哉を投入して攻勢に出るが試合はそのまま終了。
最後まで相手ゴールをこじ開けることができず、リーグ戦再開初戦は悔しい完封負けに終わった。
2015 Sリーグ 第13節
【日時】
2015年7月23日(木)19時30分 キックオフ
【対戦相手】
バレスティア・カルサ
【会場】
ジュロンイーストスタジアム
【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 0
バレスティア・カルサ 1
【アルビS得点者】
なし
試合の様子は公式ブログやALB-S TVでご覧いただけます。
---------------------------------------------------
★「いいね!」
アルビS Facebookページ
★試合実況はこちら!
アルビS Twitter
★より多くの写真をご覧になりたい方はこちら!
アルビ・フォトアルバム