
シンガポールカップ1回戦、アルビレックス新潟シンガポール(アルビS)はジュロンイーストスタジアムでスヴァイリエンと対戦。
シンガポールカップは日本で言うところの天皇杯に位置するが、海外チームも参戦する国際色豊かな大会。
今年はカンボジア、フィリピン、ラオスからそれぞれ1チームずつ参加し、Sリーグチームに混ざってトーナメント戦を戦う。
アルビSが戦う初戦の相手は、昨年も同大会で戦ったカンボジアのスヴァイリエン。
昨年はジャランベサルスタジアムで戦い3-0で勝利をおさめているがこの試合も確実に勝利し、準々決勝へと駒を進めたい。
試合は開始から立て続けにアルビSが右サイドを突破しチャンスを作るが、クロスはうまく合わせることができない。
9分、前を向いて受けたFW河田篤秀が前線へパスを送ると、うまく飛び出したFW井畑翔太郎に渡るがトラップが長く惜しいチャンスを逃す。
19分にアルビSが先制!相手の攻撃をストップしてカウンター。右サイドを駆け上がったMF稲葉旬にGK野澤洋輔からボールが送られると、中央に走りこんだMF木暮郁哉にパス。
木暮が左足で放ったシュートは相手GKがセーブするが、こぼれ球を再度木暮がシュートすると、右ポストを叩いたボールは反対側のポスト付近にいた井畑のもとへ。これを井畑が落ち着いて右足で叩き込んでゴール!
しかし25分に同点とされる。右CKをゴール前でクリアしようとするも、ヘディングしたボールが相手選手へ。
そのまま押し込まれて失点。
38分にはカウンターからの相手の鋭い攻撃で危ない場面を作られるが、守備陣の集中した守りでしっかり跳ね返す。
前半は形を作りながらも決定機には至らない展開で1ゴールのみ。
逆にCKから失点を喫し、同点で45分を終える。
後半に入って立ち上がりはお互い落ち着いた展開だが、最初のチャンスはアルビS。
53分、中盤で繋いで木暮からボールを受けたFW多木理音が右足でファーサイドに巻いたシュート。
しかしこれはわずかに右に逸れてしまう。
60分にはペナルティエリア左でボールを受けた木暮がリズミカルなステップで相手を交わすと、エリア内に進入してきた多木にスルーパス。
相手GKと1対1の場面を作るが、多木の右足アウトサイドでのシュートは相手GKに防がれてしまう。
69分、アルビSが待望の追加点を挙げる!
左サイドで粘った末に獲得したFKで、木暮が送ったボールをニアサイドに走りこんだ河田がヘディングシュート。
これが相手GKの手をかすめて見事ゴール。待ちに待った勝ち越し弾で勢いに乗る!
80分にはカウンターからDF藤原賢土のロングボールに抜け出した河田が相手GKと1対1の場面。
しかしこの決定的な場面は防がれ3点目のチャンスを逃す。
アディショナルタイムに稲葉がこの試合2枚目のイエローカードを受け退場となるも、最後まで集中を切らさず相手の攻撃をストップ。
このまま2-1で勝利し、2年連続のシンガポールカップ準々決勝進出を決めた!
2015 シンガポールカップ 1回戦
【日時】
2015年5月22日(金)19時30分 キックオフ
【対戦相手】
スヴァイリエン(カンボジア)
【会場】
ジュロンイーストスタジアム
【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 2
スヴァイリエン 1
【アルビS得点者】
井畑翔太郎 (19′)
河田篤秀 (69′)
試合の様子は公式ブログやALB-S TVでご覧いただけます。
---------------------------------------------------
★「いいね!」
アルビS Facebookページ
★試合実況はこちら!
アルビS Twitter
★より多くの写真をご覧になりたい方はこちら!
アルビ・フォトアルバム