
Sリーグ第10節、アルビレックス新潟シンガポール(アルビS)はジュロンウェストスタジアムでタンピネス・ローバーズと対戦。
第1クールを終え、開幕から2試合を落としたもののその後は調子をあげて7戦無敗、6勝2敗1分で暫定首位をキープしているアルビS。
その2敗のうちの1敗、開幕戦で敗戦を喫したのが今節の相手となるタンピネス。
前節バレスティア戦では1−1のドロー、アルビSより2試合少なくまだ7試合しか終えていないが勝点10の暫定5位。
引き分けを1試合挟んでの6連勝と、現時点での勢いでは完全にアルビSの方が優位である。
開幕戦で喫した敗戦の雪辱を晴らすべく、アウェイながらもしっかりと勝点を持ち帰りたい。
試合開始からまず最初に決定機をつくったのはタンピネス。
開始3分、左サイドを突破されグラウンダーのクロスを入れられると、ノーマークで相手FWに渡りフリーでシュートを許す。
しかし幸運にも狙い過ぎた相手のシュートはわずかにゴール右に逸れる。
アルビSのチャンスは14分、MF稲葉旬の左サイドへの展開からチャンスをつくり、ボールを受けたFW河田篤秀がドリブル、ゴール前で相手をかわしてフリーで右足でシュートを放つがこれはゴールバーを越えてしまう。
21分にはゴール正面やや距離のある位置で河田とMF長崎健人がパス交換、相手の隙を突き河田が左足でミドルシュートを放つ。
相手GKが1歩も動けないほどの強烈な一撃だったがわずかにゴール右に逸れる。
29分、右サイドからのクロスを一旦弾き返すが、こぼれ球をを拾った相手選手が距離のあるところからボレーシュート。
意表を突かれるがGK野澤洋輔がしっかり対応し弾き出す。
33分には左サイドでボールを受けた河田が力強いドリブル、相手に当たられながらも突き進み、バランスを崩しながら持ち込んでシュート。
枠を外してしまうが迫力あるプレーを見せる。
お互い集中した守備で中盤を潰し合う展開の45分。
両チームともなかなかシュートまでは持っていけないまま前半を終える。
後半開始直後の47分、アルビSはビッグチャンスを迎える。
裏に飛び出したDF熊田瑠偉にボールが渡るとそのまま持ち込み右足でシュート。
相手GKに弾かれたボールをFW井畑翔太郎が左足でシュートするが、わずかに相手選手の足に当たりCKへ。
その後のCKでもゴール前での混戦から2度に渡りシュートするもいずれも相手DFのクリアにあってしまう。
50分、野澤がビッグセーブ。右サイドから中に切れ込んできた相手に狙いすましたシュートを許すが、ゴール左上ギリギリに飛んだボールを野澤が左手で弾き出し逃れる。素晴らしい反応でチームを救う。
59分には右サイドから入ったクロスを合わされるも、相手FWの放ったヘディングシュートは野澤が再びセーブ。
81分、左サイドでボールを受けた途中出場のFW多木理音が1対1で相手をかわしてエリア内に進入すると、そのまま右足で強烈なシュート。
入ったかに思われたがボールはサイドネット外側。
アディショナルタイムの3分もそのまま経過しタイムアップ。
お互い攻めながらもフィニッシュの精度を欠き、スコアレスドロー。
アルビSは連続無敗試合数を8に伸ばしたが勝点1を分け合う結果に終わった。
2015 Sリーグ 第10節
【日時】
2015年5月6日(水)19時30分 キックオフ
【対戦相手】
タンピネス・ローバーズ
【会場】
ジュロンウェストスタジアム
【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 0
タンピネス・ローバーズ 0
【アルビS得点者】
なし
試合の様子は公式ブログやALB-S TVでご覧いただけます。
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